【第1章】25歳まで彼女いない歴=年齢の僕が結婚に至るまでの学生時代

モテない学生時代

ナンパ師ザックのプロフィール序章がまだの方はまずはそちらからお読みください。
ナンパ師ザックのプロフィール

ここからは25歳まで彼女いない歴=年齢の僕が送った悲しき学生時代のお話しです。

もちろん25歳まで童貞、女性のおっぱいを揉んだことは一度もなく、手を繋いだこともありませんでした。

しかしそんな僕でも結婚出来て、子供も出来たというのが自分でも不思議でなりません。

一つ言えるあの時、ナンパという行動をしたから。

運命の分かれ道でしたね。

女性と話すら出来ない中学時代

1999~2000年、世間では宇多田ヒカルの「First Love」が大人気なり、社会現象になっていました。

音楽業界では福山雅治の桜坂、アイドルのモーニング娘が一斉を風靡していた時代。

そんな時代が青春の学生時代だと言いたい所ですが、僕にとっては暗黒の学生時代でした。

当時僕は陸上部に所属していたのですが、2つ上の先輩に学校一のマドンナ的存在ともいえる人がいました。

今でいうアイドル乃木坂46の白石麻衣激似で誰がみても可愛いと思える人です。

中学生なので化粧をしていないにも関わらずそのクオリティーはハンパなかったですね。

かなりの衝撃を受けたので今でもよく覚えています。

すらりと長い髪に透明間のある白い肌。

ふくよかなおっぱい。

スタイル抜群の長い足。

あの人を超える人に会ったことがあるかと言われると、数えるぐらいしかいないです。

今頃何をしているのか非常に気になります(笑)

まさに芸能人トップレベルのルックスに可愛い顔。

そんな綺麗な人が目の前にいる!

「きっと付き合っている人がいるんだろうな?」

と思っていたらやっぱりイケメンの彼氏がおりました(汗)

その彼氏はバスケ部のキャプテンをしており、ジャニーズにいてもおかしくない、山下智久似のイケメン。

キラキラとしており運動神経も抜群でみんなからいつも注目を浴びる存在でした。

それと比べたら俺はなんてしょぼい人間なんだ…

「となりの席の座っている女子に話しかけることすら出来ない!」

鉛筆や消しゴムを落としてしまい、ちょうど女子の椅子や机の真下に来ても

「ちょっとその鉛筆、消しゴムとってくれへん?」

その一言も言えないレベル。

結局、休み時間になり、その女子が席を立ったタイミングで拾いにいくという情けない行動をしておりました。

中学生の頃赤面症を発症し、頭も悪かったことから

先生に授業で当てられることが苦痛でしかなかったです。

先生によってはランダムで当てる人もいれば、席順で当ててくる人もいて、授業中に何回も心臓がバクバク、ドキドキしてどうしようもありませんでした。

当てられると

「わかりません!」

この言葉を言うのみ。

特に国語の時間の音読がくるとわからない漢字が来るたび読むのにつまり、顔を赤くしながら汗が止まらない。

赤面症と多汗症をダブルで発症してしまいなす術なしでした。

どうやれば、彼女が出来るのか以前の問題で、人と話すということに対して恐怖を感じていたので、友人も陸上部の数人というありさま。

それでも彼女は欲しい!

中学生ともなると、性への目覚めでエロいことを考えることが普通ですからね(笑)

中学3年の夏休み、陸上部の同学年のやつが同じ陸上部の女子といい感じなって付き合ったことを知りました。

「ホンマか?あついに彼女できたんか?確かに仲よかったもんなー」

僕はと言うと陸上部の女子とも話すことなく、中学の卒業式を迎えようとしていました。

実は少しいいなと思っている子がいたのです。

ですが、そんなことを伝える勇気もなく、そのまま時間だけが過ぎて行きましたね。

数年後Facebookでイケメンの彼氏といちゃいちゃしている写真を見せつけられましたよ(笑)

そんなある日、高校に進学した中学時代の陸上部の先輩に面白い話しを聞きました。

陸上部先輩
ザック、駅の前とかにある白ポスト知ってるか?あの中にエロ本とかエロビデオあるねんで!
ザック
いや!知らないです。

白ポストとはポルノ雑誌や本、DVDなどの有害図書を入れる為のポストです。

陸上部先輩
俺のツレで取りに行ったやついるんやけど、ポストの中に腕突っ込んで、血だらけになりながらAV取ったって!笑
ザック
腕血だらけですか?笑
陸上部先輩
「腕見してみ、ザックやったら細いからいけるかもしれんな?」
ザック
えっ!?ホンマですか?笑

当時、スマホや携帯もない時代なので、エロ本と言えば非常に貴重なオナニーのオカズ。

性欲を解消する為には必要不可欠なものです。

かと言って本屋やコンビニで購入する勇気と度胸もありませんでした。

公園や道端の端に捨てられているエロ本をこそっと家に持ち帰り、親にバレてしまって大恥をかいた経験も…

雨にエロ本が濡れると紙がくっついてしまい肝心のページを開けることが出来ずに破れてしまいイライラしたりもしていました。

特に袋とじのカラーの部分が見れないのが悔やまれましたね(笑)

「エロ本、AVが見たい!」

僕はこの時葛藤が生まれていました。

「やばい!取りに行きたいけど、これってちょっとした悪いことでは?でもエロ本が見たい!」

僕は一週間悩んだ末、取りに行くことを決意!

季節は冬、深夜の1時頃こっそりと家を抜けて、目的の白ポストまで自転車で一直線です(笑)

周りには人がいない!

「今がチャンスや!」

一目散に白ポストまで駆け寄り、ポストのふたを開けて腕を突っ込む!

ガサガサガサッ!

「よっしゃ!ビデオ入ってるわ!」

腕が入らないかという心配もありましたが、問題なく、AVをゲット!

一つでは物足りないと感じたので、二つゲットして起きました(笑)

腕をポストの口から引き抜くと痛みが…

「ん?マジか!?腕血だらけなってるやん!!」

先輩の言った通り、腕が血だらけになるという代償はあったもの、何とかAVはゲットしたので嬉しさが勝っていましたね。

1分ぐらいの出来事だったので誰にも見られることなく、やり遂げることが出来ました。

早速家に帰ってお楽しみタイム!

家族は寝ているので玄関のドアを音が出ないようにゆっくりとしめて、忍び足で二階の自分の部屋に。

入手したビデオをデッキにワクワクしながら入れてみると…

「なんやねん!これ!ただの笑っていいともやんけ!」

テレビに映し出されたのはなんとタモリさん(笑)

「さすがにもう一本はAVやろ?」

恐る恐るビデオを挿入してみると…

「ん?ただの洋画?これ見たことあるぞ!」

少し前にテレビで放送されていた、アクション映画です。

「確かにおっぱいが映っているシーンはあったけどマジかー!なんやねんこれ!!」

これがAVか?

完全に期待外れのビデオの内容に意気消沈。

これで僕の中学時代が終わりました(笑)

エロ自動販売機に魅了された高校時代

2001年4月

頭が悪かった僕ですが、母親がなんとか公立高校に行ってほしいという願いの元、中学3年の秋、家庭教師を雇いました。

またこれが美人家庭教師で芸能人で言うと木村文乃似。

関西では有名な関西学院大学の卒業生ということで教え方も非常にわかりやすかったです。

ここでも赤面症を発症しながら、毎週2時間という地獄の時間を過ごしていました。

冬でも汗をかかないために、暖房を入れず、半そでで勉強。

隣に綺麗な人がいると思うと勉強には集中できなかったです。

家庭教師の方のおかげで勉強の成果は徐々に出てきて、なんとかギリギリで公立高校に入学することができました。

「高校では新しい女の子こと出会いがあるかな?」

そんな淡い期待はありましたが、根本的に人の話すことにコンプレックスを感じていた僕にとっては何も変わることはありませんでした。

男子高ならまだしも男女共学でも女子と話すことすらなかったです。

高校では部活動にも入らず帰宅部だったので、中学時代より友達ができず、お昼ご飯のお弁当はいつも1人で食べていまいた。

孤独に慣れるということはなかったので当時は苦しかったですね。

それに高校ともなれば、周りで彼氏彼女という関係がどんどん出来てきて、一緒に帰るカップルをよく見るんです。

「あ―羨ましい!俺も彼女と手を繋いで帰りたい!」

そんなことを毎日考えていましたね。

しかしどう頑張っても無理だという、諦めが付きました。

「高校ではもう無理や!そうや!大学に行けば環境の変化でまた何か変わるかもしれへん!」

「大学デビューで彼女をゲットしよう!」

そう思った僕は恋愛のことは頭に封印し、勉強のことだけを考えれば余計なことを考えなくてもいい。

頭の中を勉強一色にしました。

それ以来、取りつかれたように勉強。

毎日、8時間ほど勉強に費やし、眠たい目をこすりながら、コーヒーを飲んでカフェインを摂取。

好きなゲームを辞め、オナニーをするのも3日に一回と抑えました。

その努力の結果、希望していた大学への推薦入試で見事合格。

大学デビューの切符を手に入れたのです。

そんな僕にも一つの楽しみがありました。

本屋の前や人気の少ない場所に設置されたエロ自動販売機の存在です。

コンビニや本屋でエロ本やDVDを購入したくても恥ずかしくて購入できない僕に唯一の砦。

しかし、日中や夕方、夜は人通りが多くて購入することができない。

そこで、朝の5時に起床し、まだ外が暗い時間帯にトライ!

家族は寝ているので、ゆっくりと鍵を開けてドアを閉め、自転車に飛びのり、目的のエロ自動販売機まで一目散です。

自転車を15分ほど漕ぎ、目的の場所に到着。

周りを見渡してみると誰もいない。

今がチャンス。

エロ自動販売機

そこには今にも股間が膨れてしまいそうなエロ本のオンパレード。

乳のデカいGカップ、Hカップお姉さんが僕のことを見て誘惑してきます(笑)

生唾を飲み込み購入する番号のエロ本を決めました。

だかこの自動販売機、札を入れることができないので、100円玉を何枚を入れないと購入することができない。

「ヤバい!ヤバい!早くしてくれ!」

すると後ろから人影が…

なんとおじいちゃんこちらをニヤニヤしながら見ているではありませんか!笑

僕は一瞬どうすればいいのか迷いましたが、震える手でお金を入れ、下の取り出し口から出てきたエロ本をカバンに詰めました。

他にも、エロDVDが販売されているスポットが昔あったのですが、DVDを購入した後、垂れ幕を開けて外に出るとばったりおばさんと遭遇したこともあります。

あの時は顔から火が出るほと恥ずかしかったですね。

でもあの時の購入する前のドキドキ感は今でも忘れていません。

緊張するけど楽しい(笑)

現状は何も変わらない大学時代

2004年の4月

「大学に入ると何かが変わるかもしれない!」

「とにかく彼女いない歴=年齢に終止符を打ちたい!」

スタートダッシュを切ろうと思い、先ずは友達作り。

入学式が終わって履修登録、授業が始めるようになると積極的に周りの人に話しかけてみました。

ここで何人かと仲良くなったのですが、後からどんどんイヤを想いをするように

「ザック、授業のカードだけ先生に渡しといて!今からバイトやねん!」

「ごめん!カードだけよろしく!」

一緒に行動していたと思っていた友人はだた僕を出席カード出してくるとコマとして思っていなかったようです。

今はちゃんと出席しないと出席したとみなさない授業が増えたみたいですけど(笑)

毎回だったので僕が嫌そうな顔をすると、だんだん友達が離れて行きました。

中学、高校と同じで大学という環境を変えても孤独というのは何も変わらない。

「やっぱり俺には恋愛どころか友達を作ることも無理なのか?」

「どう頑張っても彼女が出来る気がしない!」

家に帰ってからは好きなPS3のホラーゲームのバイオハザードや、メタルギアソリッドをやっている時間だけが至福のひと時でした。

ゲームをしている時間だけ現実逃避が出来たわけです。

「やっぱりゲーム最高!」

共学の大学なので女の子はいるけど、声を掛けることが出来ない、タイミングもない、そんなことを考えていたらチャンスが舞い降りました。

就職活動でグループ面接に一緒になった女子と面接帰りに一緒に帰るという流れに…

この時初めて、大学生活で女性の人と話すということが出来たのです。

話題も就活についてなので、この口下手の僕でも何とか話すことが出来、大学生活で一番楽しい15分間でした。

その子はアーティストのYuiに似ている子で可愛く、わずか15分話しただけで、好きになっている自分がいましたね。

もうこれは童貞あるあるです(笑)

しかし、連絡先を聞く勇気もなく、駅のホームでお別れで一生その女性と会うことはありませんでした。

「こうなったら早く社会人になりたい!社会人になれば仕事で女性との出会いがあるに違いない!」

高校、大学に入った時と同じこと言ってますよね(笑)

しかし、社会人になるとこんな自分でも女性と知り合える術を知りました。

「これで彼女いない歴=年齢から脱出できるかもしれへん!」

それはなんと…

【第2章】出会い系サイトで知り合った巨乳女性に初めての告白に続く